スプール（IT用語）

2024年12月9日 2024年12月11日

スプール
- スプールとは
- スプールのわかりやすい事例
会話で学ぼ
- 基礎知識編
SNSで発信
あとがき

スプール

スプールとは

処理速度が異なるデバイス間で、待ち時間を発生させないために使用されるデータ保存領域。

例えば、ネットワーク通信においては、データを一時保存し、送信先デバイスの受信準備ができ次第送る仕組み。

これにより、送信側と受信側の処理速度が吸収され、データのやり取りが効率的になるよ。

スプールのわかりやすい事例

特定のプロトコルで受信したデータをスプール印刷する設定の場合があります。

これは、受信データを一時的に保存し、プリンターが印刷準備ができた時に印刷するというものです。

プリンターの印刷プロセス

1. 印刷指示: パソコンで文書を印刷する指示を出します。

2. データの一時保存: 印刷データはすぐにプリンターに送られるのではなく、まずパソコン内の一時保存場所（スプール）に保存されます。

3. プリンターへの送信: プリンターが準備でき次第、スプールからデータが少しずつプリンターに送られます。

4. 印刷: プリンターは受け取ったデータを順次印刷します。

この仕組みにより、パソコンは印刷データを一気に送信し、他の作業を続けることができます。

一方、プリンターは自分のペースでデータを受け取り、印刷を行います。

CHATGPT参照

スプールは、印刷だけでなく、データの一時保管と効率的な処理を必要とする様々なシステムで利用されている重要な概念です。

下記の「電子メール送受信」のように、スプールは日常のテクノロジーで広く使われています。

電子メールの送受信

1. メールの送信: メールを送信するとき、メールはまず自分のメールサーバーに保存されます。

2. サーバー間の転送: メールサーバーは、受信者のメールサーバーが準備でき次第、メールを転送します。

3. 受信者の受信: 受信者のメールサーバーに届いたメールは、受信者がメールを開くまで一時的に保存されます。

このプロセスにより、送信者はメールを送信した後すぐに他の作業に移ることができ、受信者は自分のタイミングでメールを確認できます。

CHATGPT参照

会話で学ぼ

基礎知識編

【スプール】って何？

簡単に言うと、スプールは「一時的にデータを溜めておく仕組み」のことだよ。

どういうこと？
もう少し具体的に教えてくれる？

例えば、プリンターを使うときのことを考えてみて。

パソコンで印刷を指示すると、そのデータはすぐにプリンターに送られるわけじゃないんだ。

まずはパソコンの中に一時的にデータを溜めておく場所があって、そこにデータが溜められるの。

この一時的にデータを溜めておく場所や仕組みを「スプール」って言うよ。

なるほど。
じゃあ、スプールがないとどうなるの？

スプールがないと、
パソコンはプリンターが1ページ印刷するたびに
次のページのデータを送らなきゃいけないんだ。

そうすると、パソコンはずっとプリンターの作業が終わるのを待たなきゃいけなくて、効率が悪くなるよ。

そういうことか。
スプールがあると、パソコンは一気にデータを送って、
プリンターは自分のペースで印刷できるんだね。

その通り！
だから、スプールはパソコンとプリンターの間で
データを効率よくやり取りするためにとても重要なんだ。

SNSで発信

X（元Twitter）

【このことでしたかッ（笑）】プリンターで印刷しようとしたら「スプール中」って表示されたことがあったの（笑）デジナンIT用語【スプール】処理速度が異なるデバイス間で「待ち時間を発生させないために使用される、一時的に別の場所に記憶する、『データ保存領域』」のこと。別名「スプーリング」 pic.twitter.com/jvwtUcDXp2
— そら@ばあばとそらちゃんキャラクター (@baabaandsora) June 20, 2024