アレクサを使った実証実験
佐賀市とAmazonが共同
アレクサを取り入れて行った有益な実証実験を紹介します。
佐賀市がAmazonと共同で行ったのは、
若い男性が家事・育児に参加した時の支援目的としてAmazon アレクサを取り入れる実証実験でした。
Amazon Alexa搭載のスマートディスプレイ、Echo Show 5を家事や育児に活用する実証実験を開始しました
Amazonアレクサは、音声アシスタントツールです。
「アレクサ！赤ちゃんが泣き止む音楽をかけて」
若いパパさんが、音声アシスタントツールのアレクサに向かって叫びます。
両腕には大泣きしている赤ちゃんを抱き抱えています。
ボンボボボン
低い重低音の音楽がかかると、なんと！赤ちゃんはピタリと泣き止みました(笑)
映像を見た時は、まるで魔法みたいと感動しました。
このような実験に協力したのは、
佐賀市に住む０歳～３歳のお子様を持つお父さんです。
自宅にWi-Fi環境があり、Amazonアカウントを持っている、アンケートに協力できるお父さん30人を募集しました。
実験期間は２週間程度行われた調査結果
・ 82.8％の父親が、「Alexa で育児の負担は軽くなった」と回答
・ 93.1％の父親が、「Alexa があることで育児を楽しめた」と回答
・ 93.1％の父親が、「今後の育児にもAlexa を使い続けたい」と回答
実証実験事例
父親と母親の間でも、情報共有に役立つ機能が搭載されていました。
- テレビやエアコンのリモコンを探していたけど、Alexaが来てからは声で消すことができるようになりリモコンいらずになった
- 子ども向けの音楽を自動で選んで再生する機能が便利で役に立った
- 子どもがぐずり出した時に、眠くなる音楽をかけてと、声だけで指示できるので助かった
- ぐずる時は絵本の読み聞かせや子ども向けムービーで機嫌を取ることができた
- 夜寝る前にAlexa に話しかけて、絵本の読み聞かせをしてもらった
- 朝の支度の際にリマインダーの設定をして、着替えや歯磨きなどのお知らせをもらいスムーズに行動できた
- ゲームで切り上げたい時にAlexa に時間のカウントを任せられた
- タイマーやリマインダーも声やスマホで簡単に登録操作できるのは便利で役に立った
- 買い物リストをAlexa とスマホで連携し、家族で共有することで買い忘れを防げるようになった
- 手を使わずに、ふと買いたいものを忘れないうちに買い物リストに追加できるようになった
- 本来スマホを使用する場面でも、Alexa を使用することで探す手間、触る手間が省けた
- 抱っこしたまま音量の調整を手ぶらで出来るのはとてもありがたかった
などなど、
目の前に便利な光景がありありと浮かびました。
佐賀市長コメント
赤ちゃんの育児は、その時にしか経験できない貴重な時間です。
今回の実証実験によって、パパたちの育児や家事に関する様々な悩みやニーズを知ることができました。
そして、行政に対する期待が大きいこともわかりました。
今後、佐賀市は、育児に関する悩みや困りごとを解決するための機会の提供や情報発信の強化などに取り組むことによって、さらに子育てしやすいまちをめざします。
と、述べています。
参照リンク
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001558.000004612.html
介護でも役に立つ機能
今回は、子育ての内容でしたが、
介護でも大いに役に立つ情報です。
例えば
★買い物が必要なものを声で伝え記録できる。
★調べたい事柄を声で伝えるだけで解答してくれる。
など、介助者の手間を省くことが増えます。
ますます便利な時代になっています(笑)
どんどん生活に取り入れて、ご自身と家族や大事な人の負担を軽減してまいりましょう。
まとめ
佐賀市とAmazonが共同で、
子育てパパに音声アシストツールを2週間取り入れた生活を実証実験してもらった記録を共有しました。
介護生活でも介助者の負担を減らすことのできる有能なツールだと証明できたのではないでしょうか。
デジタル世界には、まだまだ便利なツールと理解できない事柄が山積みです。
ひとつずつご紹介してまいります。一緒に知識を積み上げてまいりましょう。
デジタル難民のばあばと、パソコンやスマホをあまり得意としない方々が一緒になって、
一つずつ ヒントもしくは 知識を共有していくためのチャンネル
知識を楽しく学びながら、棺桶に足を突っ込むその日まで一緒に成長してまいりましょう。
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