若者世代を理解しよう【ジェンダー】

はじめに

 

現代の若者たちの認識や考え方、思想について理解しやすいテーマをもとに、掘り下げてまいります。

 

この記事のテーマはジェンダーです。

このテーマにした理由を先に説明します。

若い世代が重くとらえている情報の一つで、私たちの時代には誤解された常識でした。

女性蔑視(べっし)やLGBT(エルジービーティー)の差別に、敏感に反応する時代になったことを認識しましょう。

みなさま、前半はローマ字とカタカナに混乱するかもしれません。

わかりやすい工夫をしていますので、ぜひ最後までお読みください。

LGBTとは

まずLGBTを理解する

LGBTをご存じですか?

LGBT

L:レズビアン
女性同士の同性愛 

G:ゲイ
性的対象&肉体が男性

B:バイセクシャル
性的対象=異性・同性どちらも対象

T:トランスジェンダー
体は男で心は女or体は女で心は男

総称してLGBTといいます。

ゆっくり正しく理解してまいりましょう。

※重要
正しい理解がなければ、知らず知らずの差別で対象者を傷つける可能性があります。
LGBTはひとくくりではありません。

知らず知らずのうちに傷つけてしまわないためにも、正しい知識を身につけましょう。

LGBTのグループ分け

LGBTはひとくくりではありません。

覚えておきましょう。

LGB3つと、Tのトランスジェンダーを

それぞれふたつのグループに分けて考えましょう。

レズビアン・ゲイ・バイセクシャルは性的指向のグループ。

性的指向とは誰を好きになるか

異性か同性か両方かの3種類にわかれます

  • レズビアン 女性同士の同性愛
  • ゲイ 性的対象&肉体が男性
  • バイセクシュアル 性的対象=異性・同性どちらも対象
LGB性的指向3つのグループとTは性質が違います

★トランスジェンダー 体は男で心は女or体は女で心は男

次章ではトランスジェンダーについて深掘りします。

トランスジェンダーとは

トランスジェンダーの特徴

まだ聞きなれないトランスジェンダーとはどのような特徴があるのでしょうか。

トランスジェンダーは性自認(せいじにん)』 

性を自ら認めると書きます。

今後ひんぱんに聞くようになるでしょう。

トランスジェンダーの特徴『性自認(せいじにん)』

性自認とは、体は男ですが心は女 もしくは、体は女ですが心は男という特徴を持ち、 

自分が不一致を感じる状態をいいます。体と心が一致しないのです。

 

トランスジェンダーのグループ分け

心と体が一致しない状態のトランスジェンダーは、更に3つのグループにわかれます。

どんどんややこしくなってきましたね。

もう少しおつきあいください。

これからの時代に必要な知識です。

 

トランスジェンダーの中のグループ3つ

トランスセクシャル

外科手術を受けるタイプ

自ら公表している芸能人は KABAちゃん、はるな愛さんがいます

トランスヴェスタイト

手術は受けず服装身なりで表すタイプ

自ら公表している芸能人は マツコデラックスさんがいます

トランスジェンダー
外見にはこだわらないが心が男女反対のタイプ

 

認識のズレを解消

認識が不十分だった時代

少し前の時代になりますが、〈おねえブーム〉〈ニューハーフブーム〉なんてありましたよね。

〈おねえ〉〈ニューハーフ〉という言葉でひとくくりにしていたため、さまざまな特徴の人たちが存在することを理解していませんでした。

例えば
ゲイのトランスジェンダーと、ゲイのトランスヴェスタイトでは悩みも生き方もまったく違うことをわたしたちは想像すらできなかったように思います。

 

LGBTが世界に広く認められるようになる以前は、犯罪者扱いされたり、病理的な扱いをされていた時代がありました。

HIV(エイズ)はゲイの人たち特有の病気と決めつけていた時代を覚えていますか。

その時代に彼らはひどい差別を受けました。

現代においてようやく、理解されるようになってきたのです。

必要な正しい認識

 

これまでの説明で、LGBTは一括<ひとくくり>ではない。

さまざまな多様性があることをご理解いただけたと思います。

 

先ほどから何度も発言している『ジェンダー』という言葉の意味を解説します。

ジェンダーとは

世の中の男性と女性の役割の違いによって生まれる「性別」のことです

「家事は女がやるもの」「亭主元気で留守がいい」家事=女のシゴト。男=外で働く

この性を別で考えることそのものをジェンダーと言います

次から次に、聞きなれないカタカナが出てくる時代になりました。

最初は、受付拒否をしたくなりますよね。

さあ、若者たちの思考に、わたしたちもついていきましょう。

 

アニメで

ジェンダーの理解はアニメから

日本を代表するアニメ、○○○さんが普通に放映されているのはおかしい!という声が上がってきていることをご存知でしょうか。

ばあば

ええ!
どういうこと?

○○○さんでは、家事は母親と主人公2人の女性が行い、父親とお婿さんはちゃぶ台を囲んで座って待っています。

ばあば

わたしたちにとって

定番の光景は、

ジェンダー問題だったのね

近い将来、○○○さんの放映が終了するか、もしくは父親とお婿さんが料理をし始めるかもしれませんね(笑)

 

男女差別をあたりまえにしてはいけない時代になってきたことを、わたしたちも認識する必要があるようです。

最近のドラマ

最近の若者が出演しているドラマを見て気づきましたか?

男の子が料理を作り、洗濯をするシーンがふんだんに登場するようになりました。

会社役員やえらい役職にやたらと女性が採用されていますし、年齢もグンと若返っています。

ばあば

わたしたちの若い頃にも

そうであってほしかったわね~

いい時代になってきたわ

未来はもっとよくなるかもね

わくわくするわ♪

 

まとめ

本日は、ジェンダーについて正しい知識を身につけるため、LGBTを含むジェンダーをテーマに取り上げました。

世の中の男性と女性が、役割の違いによって生まれる「性別」のことをジェンダーと言います。

ばあば

「家事は女がやるもの」

「亭主元気で留守がいい」

性を別に考えることそのものが

ナンセンスの時代になったんだって

 

LGBTに関する正しい知識を身につけ、生まなくていい誤解と摩擦から解放されましょう。

知識を楽しく学びながら、棺桶に足を突っ込むその日まで成長してまいりましょう。

 

このような放送を毎日stand.fmとYouTubeで配信しています。

気に入っていただけましたらチャンネル登録をお願いします。

ばあばチャンネルではご意見ご感想も承っております。

コメント欄への投稿も楽しみにしています。

本日は最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

最新の記事